この記事は、あなたのこんなお悩みにお応えします。結論として、アデレードに移住して6ヶ月の自分は、アデレードの移住にとても満足しています。ただ、6ヶ月経った今でも、今後の不安があります。日本からアデレードに移住して6ヶ月経った、現在感じるメリットとデメリットをご紹介いたします。
【移住して6か月の経験者が解説】アデレード移住のメリット&デメリット
・7つのメリット
・3つのデメリット
・本記事であなたが得られること
・本記事の信頼性
アデレードへ、2019年2月に移住して、ちょうど6ヶ月が経った、28歳男性1人暮らしが、現在感じるメリットとデメリットを全て解説いたします。
アデレード移住の7つのメリット 【移住して6か月の経験者が解説】
ここからは、アデレードに移住して分かったメリットを解説いたします。
①生活費が安い
とにかく、生活費が安いです。
詳細は、オーストラリア大学院留学の1ヶ月の生活費【2019年6月】にて解説しております。
男性28歳の一人暮らしでの金額で、支出は全て入っております。
アデレードに移住する前は、東京に住んでいたのですが、正直月間30万円くらいは、生活費で散財していました。
そんな、浪費家な自分でも、節約に我慢をせずに、8万円前後の生活費に出来るのは、かなり大きなメリットだと思います。
ちなみに、住居費が安いですが、アデレードの中では、比較的治安も良く、街も綺麗な地域に住んでいます。
治安が悪く、街も汚い地域ですと、さらに家賃を安くすることは出来ます。
他の都市の場合は、家賃を抑えるために、治安が悪い地域に住むか、不衛生なシェアハウスに住んで、家賃を抑えるかしかないですね。。。
②英語が話せれば、誰とでも会話ができる。
こちらは、特に、アジアやヨーロッパへの移住との比較となります。
これは、日々の生活で不安を下げることができる大きなポイントです。
生活して困ったことがあった時、公的機関に行く時、買い物中に質問する時など、人に話しかけなければいけない時に、英語が確実に通じる安心感があります。
英語以外が公用語の場合は、現地の言葉を覚えないといけないので、正直、不安感は強いです。
日本育ちの人にとって、英語は第1外国語として馴染み深い言語だと思いますので、そんな英語が全員に通じるというのは、意外と大きなメリットです。
③日本との時差が少ない
こちらは、海外で生活した経験がある方なら、理解しやすいポイントだと思います。
アデレードは、日本との時差が30分か1時間30分しかありません。(夏時間と冬時間で時差が変わります。)
ですので、渡航後の体調の悪化が全くないです。
以前、カナダで生活していた際は、時差が13時間と、昼夜がマルッと反転するので、渡航後1週間は、頭がボーッとしていて、体調が悪かったです。
また、時間がほぼ同じなので、働いている時間や、家にいる時間が合いやすく、日本と連絡をする際も、非常に楽です。
④乾燥していて心地よい
これは、私が想像していたよりも、かなり大きなメリットでした。
もともと、多湿な環境だと体調が悪化しやすい体質であることが、移住した要因の1つではあったのですが、想像していたよりも、乾燥していることがメリットが多いです。
温帯から亜熱帯の気候に変わりつつある高温多湿な日本では、生乾きの洗濯物や、水回りでは、カビが繁殖しやすいです。
なので、オーストラリアですと、乾燥していて菌が繁殖しづらい分、異臭が発生しづらいので、日々の生活の中で、悪臭に悩まされることが少ないです。
夏は暑くても、常にサラサラしているため、快適ですし、日陰にいればエアコンがなくても涼しいです。
冬は、東京と同じくらい温度が下がりますが、雨季のため乾燥しすぎず、湿度が高すぎずちょうど良いです。
確かに、国内には生息しているそうですが、街で見かけたことは1度もありません。
ご安心ください。
⑤渡航費が安い
LCCの就航便がない国や地域ですと、片道10万円なんて金額もザラにありますので、その点、大きなメリットです。
ただし、東アジアや東南アジアでは、1万円前後で行けるところもあります。
そこと比べると、距離もある分、渡航費は高くなっております。
⑥外国人に寛容
とにかく、オーストラリア生まれ以外の人がわんさかいます。
特に、インドと中国からの移民の人がたくさんいます。
それが当たり前の日常なので、あの人は、外国人だという区別自体が、意識に薄いです。
すでに、オーストラリア生まれのインドや中国系の人たちも、たくさんいますので、小さい時から、容姿の違いが当たり前と感じている人が多いです。
冗談でも聞かないので、相当、人種差別への教育がしっかりしているのですかね。
日本みたいに、国籍でいうことも比較的少ないです。
私は、国籍が日本なので、Japaneseですが、Japan Bornとよく言われます。
国籍で、日本人、オーストラリア人と言われるより、日本生まれや、オーストラリア生まれと言われた方が、今は同じオーストラリア在住だよね感があるので、心地良いです。
⑦日本人が少ない
これは、メリットにもデメリットにもなりうる話ですが、日本人をあまり見かけません。
英語や異文化を学ぶ環境としては、とても良いです。
もしも日本が恋しくなっても、ネット環境さえあれば、LINE通話で日本にいる友達や家族と無料で話せますし、動画サイトで日本の番組を見ることも出来ます。
外出時に、英語を使うことが当たり前なだけで、東京での1人暮らしも、アデレードでの1人暮らしも、さほど変わりません。
アデレード移住の3つのデメリット 【移住して6か月の経験者が解説】
ここからは、想定よりも厳しかった現実をご紹介いたします。
①英語の訛りが強い
英語が公用語なことは、とてもプラスなのですが、訛りが強いです。
日本の地方の若者は、同じ国内に関東という標準語を話す場所もありますし、テレビやネットを見て育っているので、標準語のイントネーションで話せる人がたくさんいらっしゃいます。
ただ、オーストラリアの若者は、国内全ての英語が訛っているので、(そもそも訛っているという表現が変ですが)オーストラリア訛りのまま育ちます。
最近見つけた、オススメのラジオ番組は、「Fitzy & Wippa」というシドニーから放送されている番組です。
内容も楽しいので、毎日、継続して聴けています。
②異文化は異文化と割り切られている。
これは、カナダのナイアガラで生活をしていた時の経験との比較となります。
カナダですと、違う文化を受け入れて、お互いが文化を溶け込み合おうとする姿勢が感じられたのですが、それがアデレードではあまり感じません。
排除される訳ではないので、嫌悪を感じることはありませんが、ドライなので疎外感はたまにあります。
③仕事を探すのが難しい
今の段階では、アルバイトに関しての経験なのですが、仕事を探すことが難しいです。
ですので、将来の就職の際にプラスになる職務経験を積むための仕事だったり、最低賃金が守られた仕事に就きたい、となると、なかなか難しいです。
また、仕事内容も、労働条件もこだわらなければ、そこまで仕事を探すのは難しくありません。
まとめ:アデレード移住のメリット・デメリット
こちらの記事では、
■アデレード移住のメリットとデメリットを知りたい。
という方向けに、日本からアデレードに移住して6ヶ月経った、現在感じるメリットとデメリットを解説いたしました。
とはいえ、その不安は、自分の努力次第で解決できることばかりです。
皆さんの、アデレード移住の参考になれば、幸いです。